夜寝てくれるようになるまで産院では、とにかく明るい時間は何をやっても眠っていました。 夕方あたりから、授乳の後に目を覚ましている時間が増えてきて、 夜中などはほんとに次の授乳まで 30分しか寝ないなんてことも。 この頃、3時間おきに飲んだミルク&出た母乳の量と 尿や便を記録する用紙が産院から渡されていて、朝の検温の時に チェックされるので、あまりいいかげんなことができず 結構時間に縛られた生活をしていました。 (後になって、まだおっぱいが張ることもなかったのだから 夜は預けてでも寝ておけばよかったと思いました。 里帰りしなかったので、昼間に親戚や友人が 何組もお見舞いに来てしまって疲れていたのです。) 退院して自宅に戻ってからも最初の数日は産院と同じような 昼寝て夜寝ない状態が続きました。 が、産院のように回診や来客があるわけではないので、 自分も逆転した生活をしていれば比較的楽に過ごせました。 ところがなんと、 数日後、私に変化が訪れました。母乳が溢れるように出て ミルクを一切足す必要がなくなったかわりに、 3時間たたないうちにおっぱいが張って寝ていられなくなるのです。 こうなると、べっきーのペースと合わない場合、 睡眠が分断されて辛くなりました。 (あまりに痛くて搾乳せずにはいられなかったためです。) ちょうどそこまでの授乳で、乳首がやや切れていたこともあり、 搾乳した母乳を哺乳瓶で与える生活が始まりました。 母乳だけで行けるようになってから3週間ほどは、 授乳後すぐ眠ってしまう時と、 少し起きていて1時間ほど眠る時、 30分くらいずつちょこちょこ寝ては泣く時、などが 一日の中でランダムでやってくる感じになりました。 徐々に乳首も回復し、強くなってもきたので、哺乳瓶を 使わないようになりましたが、この3週間が 体力的にも精神的にも全く余裕のない時期でした。 1ヶ月を過ぎた頃から、あからさまにべっきーの 起きている時間が長くなってきたので、私もさすがに 昼夜の区別をつけたくなってきました。 自分の疲労がたまりにたまって来たからです。 いくつかのことを試みました。 1.夜になったら寝室のシャッターを下ろし、部屋を暗くする。 2.夜間の授乳やおむつかえは声をかけず、静かに行う。 3.夜は眠くなさそうな状態でも寝かしつける。 (ベビースリングやおしゃぶりなども使い、子守唄などは夜だけに。) 4.完全に眠ってから15分は様子を見て布団に置く。 5.昼間は好きなように寝起きさせ、 起きている時はなるべく話し掛けたり、 こまめにおむつかえしたりする。 2週間ほどの間に、スリングに入っておしゃぶりをくわえると べっきーはとりあえず目を閉じて眠るフリをするようになりました。 きちんと眠ったことを確認してから布団に置けば、 3時間は確実に眠るようにもなってきました。なんとなくですが 昼夜の区別がつきはじめた?と感じるようになりました。 それでもまだ夜間に起きる回数は安定せず、努力の日々が続きました。 夜に強い夫がべっきーの相手をしてくれると興奮してしまうようで、 その後の寝かし付けに苦労することもしばしば。 時間が合わず、平日はほとんどべっきーに会えない夫から、 申し訳ないなぁと思いつつも半ば強引に 奪い取るようにして眠らせたこともありました。 生まれて2ヶ月を過ぎたあたりから、 21時前後に就寝時間を定めました。 それこそ家中真っ暗にしてだっこでユラユラ放浪したり、 夫が帰っている時には真っ暗な寝室にこもって抱っこして寝かせたりでした。 スリングは暑くなってきたので使わなくなりました。 これを始めたら数日で 夜間に起きるのが一度だけになりました。 放っておくと4時くらいまで寝ることもあるのですが、 おっぱいはガチガチに張るし、 既に明るくなっていて次の眠りが浅くなりがちなので 私がおっぱいの張りで自然に目が覚める時間 (1時から3時までの間)に 授乳とおむつ替えをするようにしました。 そして、徐々に、 21時前後就寝で7時前後に起床という理想的なパターンで 睡眠を取れるようになってきました。 (もちろん夜間の授乳は1度あります。) しかし、困ったことに、 両手首が腱鞘炎になり、腰痛も出て来ました。 ここ数日はだっこもせず、いきなり布団に横にします。 部屋を暗くして、おしゃぶりをくわえるとすぐ眠りモードになるので、 手足がビクっとして起きないように添い寝しながらそっと押さえます。 なんと、これで寝てくれるようになり、4日ほどたちました。 (これを書いた時のべっきーは2ヶ月半です。) 3ヶ月半になり、睡眠時間はむしろ増えました。 21時前後就寝の8時過ぎの起床です。 眠るときのおしゃぶりも使わないことがでてきました。 このような経過で、最近は私の睡眠時間もかなり確保されて 楽になってきました。夫もかなり理解してくれて 夜間のおむつ替えを手伝ってくれる時などは、 静かに暗めの照明のまましてくれるようになりました。 先々、夜泣きなどが待っていると思いますが、それまでしばらくの間は べっきーと一緒に、すやすやと眠りを楽しみたいと思います。 ジャンル別一覧
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